子育て世代の支援はワークキャリアだけでなくライフキャリアの比率も大きく、大まかな特性はあるものの一人ひとりが抱える事情や背景がより多様である点で、支援者側もよりニュートラルな姿勢で向き合わなければいけないと感じました。 キャリアコンサルタントの問いかけはキャリアコンサルタント視点での見立てに導くものではなく、クライアントの中での気付きのきっかけとある刺激であるというお話がとても印象的でした。その場で気付くかもしれないし、気付かないかもしれない、いつかどこかでクライアントの中での変化に繋がるかもしれない・・そんな支援ができるよう経験を積んでいきたいと思いました。 また最後に講師の先生がご自身の子育てについてお話してくださったことは忘れられないお言葉です。私は現在ひとり親で小学6年生と1年生の男の子2人を育てながら働いております。実家も県外のためどうにか乗り切る毎日の中、子どもたちにひどい言葉を浴びせてしまっては後悔したり、長男を頼ってしまうことも多く子育てと仕事の両立ができない自分に情けなくなってばかりです。先生の仰る通り、これを忘れてはいけない、忘れずにこれからも過ごしていきたいと思いました。 キャリアコンサルタントの資格を取りたいと思ったのが子育てを経てキャリアを積んでいくことのハードルを感じたことがきっかけでしたので、今回の講習を楽しみに期待しておりました。ぜひまたこのようなテーマの講習に参加させて頂ければと思います。本日はありがとうございました。