従業員に対する多面的な理解、評価制度の補完、管理職者の評価の妥当性のチェックなど様々な事を目的として、当社のキャリアコンサルタントによる人事面談などを実施しています。
課題と解決策の例
例1 業界:IT系技術者派遣
従業員が客先常駐の勤務形態となるため、組織に所属する意義が薄いと感じられやすく、会社からの従業員の技術的、キャリア上の支援が行き届かない。
また、従業員が会社からのサポートを期待しない事により、ハイスキルの技術者の流出が起こっていた。
全従業員(約500名)に対するHRCCのキャリアコンサルタントによる人事/考課面談を毎年実施。
客観的な第三者の人事評価と従業員に対する会社方針の浸透により、従業員が真に組織に求めていることを組織が理解し、改革、改善を推進。
数年後に組織全体としての技術力向上・創造性の向上が、経営数値の向上・新規ビジネス創出の素地となり、従業員満足度向上・業容拡大が達成された。
例2 業界:流通/小売
アルバイト比率が80%を超えているが、アルバイトの方々に対し、会社として昇給以外にどのようなフォローが適切で効果があるかわからず、大量採用、大量退職を繰り返している。
全国の全アルバイト従業員(約2,000名)に対し、HRCCのキャリアコンサルタントによる対面でのキャリア面談を実施。従業員が会社の上位管理者には開示しにくい、本質的な働く動機と指向性を分析。
もともと短期的な金銭上の目的での就業、業界に興味があり勉強目的のための就業、正社員を目指したいという目的での就業など、種々の動機付けに応じた採用・教育システムを導入。
あわせて業務の外部委託を組み合わせ、組織の再構築を実施。
組織と個人の最適化が進むことで業務効率が向上し、想定外の退職者が激減した結果、従業員満足度・業容ともに拡大基調に転じている。